エフェクタ設定 - WaveClipper オンラインヘルプ

「遅延」では原音にミックスする生成音の原音に対する遅延時間を指定します。
「基本遅延」には左音声用の遅延時間を指定します。
「右音声への追加遅延」には「基本遅延」に追加して右音声に適用する遅延時間を指定します。

- ご注意 -

エコーのような特殊な効果を除き、一般には遅延時間には小さな値(数ms～数十ms)を指定します。
小さな遅延時間を指定して変調や出力を調整することで様々な効果を得ることができます。
左右音声間に遅延時間の違いを設けると音に広がりを持たせることができます。

「変調」では遅延時間に適用する変調方法を指定します。
「振幅」には「基本遅延」に加減算する遅延時間の最大値を指定します。
「周波数」には一周期分の加減算の繰り返し周波数を指定します。
「波形」には一周期分の加減算に適用する変調波形を指定します。

- ご注意 -

振幅に0mSを指定すると変調は禁止されます。
変調を禁止するとエコーやリバーブのような素直な効果が得られます。
変調を行うとコーラスやフランジャーのようなちょっと変わった効果が得られます。

「出力」では原音を遅延させた生成音の出力形態を指定します。
「音声への混合率」にはエフェクタ出力への生成音の混合率を指定します。
「入力へのフィードバック率」にはエフェクタ入力への生成音のフィードバック率を指定します。

- ご注意 -

「音声への混合率」を小さくすると出力に対する原音比率が高まるため効果が弱くなります。
フィードバックを利用すると遅延音を減衰させながらミックスできるため独特の効果が得られます。