環境設定 - TiMediaServer オンラインヘルプ

本ソフトには幾つかの機能があり、それらはメインスレッドとは別のスレッドで処理されます。
「環境設定」では、各スレッドを動作させるCPUの論理コアを「CPU Affinityマスク」で指定できます。
「環境設定」では、プログラム起動時に表示されるスプラッシュ画面のOn/Off設定も行えます。

■「CPU Affinityマスク」設定

CPU Affinityマスクは、論理コアを各ビットに対応させた32Bitの16進数です。
例えば、論理コア0のみの使用を許可する場合には1、0と1の使用を許可する場合には3になります。
すべての論理コア(最大32)の使用を許可する場合には、FFFFFFFFになります。

通常、各種機能用のスレッドをどの論理コアを使って実行するかはOSが判断します。
このため、通常は、CPU Affinityマスクの設定は不要です。
ただし、設定する事で、他ソフトとの同時利用時等でCPUの利用効率を向上できる場合があります。

- ご注意 -

Intelの第12世代以降のCPUでは、高性能なＰコアと高効率のEコアのハイブリッド構成となっている場合があります。
どちらのコアを利用するかはOSが決定するため、処理性能が欲しい場面でEコアが選択される可能性もあります。
また、長時間稼働用に消費電力を抑えたい様な場面でPコアが選択されてしまう可能性もあります。
この様な場合、CPU Affinityマスクを設定しておくと、希望通りのコアを使用させる事が出来るようになります。

■「スプラッシュ画面」設定

デフォルト設定では、本ソフトの起動時に「スプラッシュ画面」が表示されます。

スプラッシュ画面には「Ok」/「キャンセル」ボタンがあります。
本ソフトを利用する場合には「Ok」ボタンを押して下さい。
「キャンセル」ボタンを押すとプログラムは終了します。

環境設定では、このスプラッシュ画面を表示されない様に設定する事もできます。

- ご注意 -

スプラッシュ画面が表示された場合、この画面に対する入力を行わない限り、サーバー機能等は動作しません。
本ソフトを自動起動してサーバーを動作させたい様な場合には、「スプラッシュ画面」は表示されない設定にして下さい。

トップに戻る