プログラムを起動すると「タスクバーの通知領域にアイコンを登録します」という旨のダイアログ表示が行われます。
このダイアログでOkボタンを押すと、タスクバーの通知領域にマウスの形状をした本ソフトのアイコンが表示されます。
本ソフトのアイコンをクリックすると「ヘルプ」表示が行われます。
右クリックするとポップアップメニューが表示されます。
ポップアップメニューでは「設定」/「バージョン情報」/「終了」が行えます。

この状態で、マウスエミュレーションは「ヘルプ」に記載されているキー操作で行えます。

- ご注意 -
テンキー付きキーボードでは、テンキー操作でマウスエミュレーションが行えます。
テンキー付きではないキーボードでは、マウスエミュレーションにはモード切り替えが必要です。

モード切り替えはデフォルト設定では設定ダイアログで設定するショートカットキーでOn/Offされます。
「escキーで終了」をチェックすると、ショートカットキーはOff用には無効化され、代わりにescキーが使われます。
切り替えのOn/Offを混同したくない場合、より手軽にOffしたい場合には「escキーで終了」機能を利用して下さい。

マウスカーソルの移動は移動キーを使って行えますが、この時の移動速度は拡張キー1を使って変更できます。

先に移動キーを押した場合、通常の移動モードになり、移動キーの方向にマウスカーソルを移動できます。
移動中に、拡張キー1を押すと、移動速度を加速できます。
移動キーを離すとカーソル移動は停止します。

拡張キー1を押してから移動キーを押した場合、「速度指定の移動」モードになります。
このモードでは、移動キーを押すたびに、その方向の速度を加速できます。
このため、より高速に移動させたい場合には、その方向の移動キーを複数回押します。
減速させたくなった場合には、反対方向の移動キーを押します。
カーソルを停止させたくなった場合には拡張キー1を離します。

マウスの左/中/右/X1/X2ボタンのクリックは、相当するキーを押す事で行えます。
ホイール操作についても相当キーで行え、通常の上下スクロール用操作に加えて、左右スクロール用の操作も行えます。

- ご注意 -
モード切り替え時には、「高速移動スタート」機能も利用できます。
「高速移動スタート」機能を利用する場合には、シフトキーを押してから移動キーを押します。
この場合、移動速度は通常移動モードの初速の数倍の速度となるため、高速なカーソル移動が可能となります。
ただし、細かい位置調整は出来ませんので、通常は、目的位置近くまで移動させた後、通常モードでの移動が必要になります。

本ソフトではピクセル単位の移動/指定位置への移動も行えます。
ピクセル単位の移動を行いたい場合には、拡張キー2を押してから移動キーを押して拡張キー2を離します。 その後は、拡張キー2を押してそのまま離せば、同じピクセル移動を繰り返せます。
指定位置への移動を行いたい場合には、まず、移動位置を記憶させます。 移動したい位置にカーソルを移動させてから、拡張キー2と共に登録対象キー(F1〜F12)を押すと記憶させる事ができます。 登録位置に移動させたい場合には、拡張キー1と共に登録対象キー(F1〜F12)を押します。

- ご注意 -
登録内容はファイル保存されるため、次回起動以降にも再登録は不要です。
登録内容は「設定」ダイアログで確認/変更できます。

本ソフトでは、登録した一連の操作を後からエミュレーションさせる事もできます。
操作を登録する場合には、まず、Ctrl+拡張キー2を押します。 「操作の記録を開始」ダイアログが表示されますので、設定後、Okボタンを押します。 記録の終了は、自動停止時間を待つか、再度、Ctrl+拡張キー2を押す事で行います。
登録した一連の操作をエミュレートさせる場合には、Ctrl+拡張キー1+登録対象キー(F1〜F12)を押します。

- ご注意 -
登録内容はファイル保存されるため、次回起動以降にも再登録は不要です。
登録内容は「設定」ダイアログで確認/削除できます。