プログラムを起動するとマウスクリック時のエフェクト/効果音にはデフォルト設定が適用されます。 初期状態ではクリック時のエフェクトには波紋アニメーションが使用され、効果音は禁止されます。 ただし、本ソフトのダイアログにあるチェックボックス/キーボードショートカットでプログラム実行中にそれらのOn/Offは変更できます。 また、波紋アニメーション/効果音の特性はiniファイルを編集すれば変更できます。

- ご注意 -
ダイアログ操作による設定変更は記憶されません。
On/Off設定の初期状態を変更したい場合にはiniファイルを編集して下さい。

デフォルト設定ではエフェクトには波紋アニメーション/効果音にはビープ音が使用されますが、 これらに代えてユーザー指定のアニメーションGIF/WAVファイルを使用する事もできます。
これらを使用する場合には、iniファイルでその旨を指定して本ソフトの起動フォルダーにアニメーションGIF/WAVファイルを配置します。 例えば、マウスの左クリック時に発生させるエフェクトをアニメーションGIFファイルで置き換えたい場合には、 iniファイルの「AnimeModeL」の値を2に変更して起動フォルダーにClickL.gifというファイル名にしてアニメーションGIFファイルを置きます。 効果音を変更する場合には「SoundModeDL」/「SoundModeUL」の値を2に変更してClickDL.wav/ClickUL.wavを置きます。

- ご注意 -
アニメーションGIFファイルの繰り返し回数は無視されます。
SampleGif/SampleWavフォルダーには利用可能なファイルがサンプルとして同梱されています。

本ソフトで利用可能なショートカットキーは[Ctrl]+[Alt]+[Shift]+文字の形式になりますが、 Ctrl/Alt/Shiftの有無と文字についてはiniファイルを編集して変更できます。 iniファイルはメモ帳等の通常のテキストエディタで編集できますので、必要に応じて編集して下さい。

ショートカットキー機能の実現方法には2種類が用意されています。
デフォルト設定では、ダイアログの「キーボード入力のHook」はチェックされています。
この場合には、ショートカットキー機能はキーボード入力に対するHookを使って実現されます。
チェックを外せば、キーボード入力に対するHookを使用せずにショートカットキー機能が実現されます。

- ご注意 -
Hookを使用する場合、ショートカットキー入力は本ソフトにのみ使用され、その他ソフトに通知される事を防げます。 ただし、その結果として、他ソフトとの相性問題が発生する場合があります。

Hookを使用しない場合、キー入力イベントはフォーカスがあるウインドウにも通知されます。このため、前述の様な相性問題は回避できますが、ショートカットキーを入力する場合には、デスクトップ等を選択して不必要なキー入力がフォーカスのあるウインドウに通知されない様にする必要が生じます。

ダイアログにある「ショートカットの利用」のチェックを外せば、ショートカットキー機能は動作しなくなります。このため、上記の様な問題が発生する場合には、ショートカットキー機能の利用が不要なタイミングでは、このチェックを外しておく事で問題を回避できます。