32BitOSではAGMVMixer32.msi、64BitOSではAGMVMixer64.msiをダブルクリックしてインストールします。

- ご注意 -
　AGMVMixer64.msiは64Bitソフト用に加えて32Bitソフト用のリソースもインストールします。
　このため、64BitOSで32Bitソフト用にAGMVMixer32.msiをインストールする必要はありません。
　
　本ソフトをインストールするとDirectShowのビデオキャプチャーソースフィルタがOSに登録されます。
　ビデオキャプチャーソースの名称は「ビデオミキサー (AGM Video Mixer)」になります。

「スタート」メニューに登録されている「AGMビデオミキサー」-「AGMビデオミキサー設定」を実行します。
コマンドを実行すると「AGMビデオミキサー」ダイアログが起動します。

「AGMビデオミキサー」ダイアログの「基本設定」フィールドに出力したい映像の特性を入力します。
出力映像の解像度とフレームレートはこの設定に従って合成されます。

- ご注意 -
　出力映像はWebカメラ映像を利用可能なソフトの多くで利用できます。
　それらのソフトの中にはWebカメラの特性を考慮して映像の左右や上下を反転するソフトもあります。
　それらのソフトで正常な映像が利用できない場合には「左右反転」/「上下反転」をチェックして下さい。

ミキシング設定では、出力映像に含める映像を追加し、そのサイズと配置を設定します。

追加可能な映像はAG-Webカメラ/デスクトップレコーダーのモニター出力になります。
追加は、それらでモニター出力録画を開始してから、「モニター出力の追加」ボタンで行います。
出力映像に画像表示を追加したい場合には「画像の追加」ボタンで追加します。

追加後には、出力サイズ等の設定用ダイアログが表示されますので設定を行います。

- ご注意 -
　出力サイズ等の設定は、追加後にも、「ミキシング設定」リストで対象を選択して変更できます。
　対象を選択後、「選択映像の変更」を押すと、追加時と同等の設定用ダイアログが表示されます。

　映像出力はDirectShowのビデオキャプチャーデバイスが利用可能なソフトで利用できます。
　それらのソフトで「ビデオミキサー (AGM Video Mixer)」を選択すると出力映像が利用できます。

- ご注意 -
　出力映像はAG-Webカメラレコーダーの入力としても利用できます。
　AG-Webカメラレコーダーでは「ビデオ入力」-「デバイス」でAGM Video Mixerを選択します。

　ダイアログで行った設定はOkボタンで閉じると設定ファイルに保存されます。
　このため、それ以降は、ダイアログが表示されていなくても、設定は有効に働きます。
　ダイアログをキャンセル/クローズボタンで閉じた場合には、設定は元の状態に戻されます。

- ご注意 -
　各種設定をリアルタイム変更したい場合には、ダイアログは表示したままにします。
　ダイアログでの設定変更は、映像出力用DirectShowフィルタでリアルタイムに反映されます。

　追加された「モニター出力」はモニター出力状態にダイナミックに対応します。
　このため、モニター出力が終了した場合には、出力映像のミキシングは行われなくなります。
　モニター出力が無い状況では監視が行われ、出力された時点から利用される様になります。

　画像は出力映像を利用するソフトで、その映像の利用開始時に読み込まれます。
　このため、映像出力中にファイル内容を変更しても変更内容は適用されません。
　映像利用開始時点で対象ファイルが読み込めなかった場合にはミキシングは行われません。