本ソフトには、内蔵Webサーバーを利用した、動画再生のリモートコントロール機能があります。 同一ネットワークに接続された他マシンのWebブラウザから本ソフトが提供するWebリモコンページにアクセスして利用できます。

Webリモコン機能は本ソフトに内蔵された簡易Webサーバーを利用して実現されます。
このため、Webリモコン機能を利用するためには、まず、このWebサーバーの設定を行っておく必要があります。

このWebサーバーは「ファイル」メニューの「音声再生デバイス設定」で「配信Webページ」を選択した場合に利用されるWebサーバーと同一です。 設定は「ファイル」メニューの「設定」で設定用ダイアログを表示し、その「配信Webページ」フィールドで行います。

Webリモコン機能では「ポート番号」の設定が必要になりますが、この番号には、他ソフトが使用していないポート番号を設定します。 他ソフトが同一ポートを利用していないと考えられる場合には、初期設定の「8080」のままにしておいても問題ありません。

その他の設定項目は「音声再生デバイス設定」で「配信Webページ」を選択した場合に「配信Webページ」で利用されます。

本ソフトのWebリモコン機能は「オプション」メニューの「Webリモコン」をチェックすると開始されます。
ただし、Webリモコン機能を利用するためには、他機器のWebブラウザから本ソフトが提供するWebリモコン用ページを開く必要があります。

本ソフトが提供するページのURLは「Webリモコン」のチェックを行う時に表示されるダイアログで確認できます。 このダイアログにある「QRコード表示」ボタンを押せば、URLをQRコードで表示できます。 このため、QRコードを読み込んでwebページを表示できるスマホ/タブレット等では、このQRコードを使ってページを開く事もできます。

ただし、「Webリモコン」をチェックしてダイアログが表示された時点では、まだ、Webサーバーは動作していません。
このため、ページを開くためには、ページ指定後、このダイアログはOkを指定して閉じる必要があります。

WebリモコンはWebリモコン用ページをWebブラウザで開いて操作します。
Webリモコン用ページは再生対象動画のコントローラー部と再生対象切り替え用リスト部に別れています。

コントローラー部では、一般的なコントローラーと同様の各種ボタンを押して操作します。
リスト部では、再生対象にしたいファイルを選択する事で、再生対象動画を切り替えます。

再生対象ファイルの選択時には、フォルダー移動を行う事もできます。
サブフォルダーに移動したい場合には、サブフォルダー用のリンクを選択します。
上位フォルダーに移動したい場合には、最上部にあるリンクで上位フォルダーを選択します。

「オプション」メニューの「Webリモコン」のチェックを外します。
この操作により、リモコン用Webページへのアクセスが禁止される様になります。
また、禁止されていたライブラリビュー等が、利用可能状態に戻ります。